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こんにちは、椿です。
結婚相談所に入って2か月。
たくさんの人との出会いがありましたが、「“婚活テンプレ女子”にならないと選ばれないのかな」と感じる瞬間が少なくありませんでした。
なんだか、自分らしさが少しずつ削れていくような…。
最終的に私は、結婚相談所を辞めるという選択をしました。
今回は、婚活で感じたモヤモヤと、そこから見えてきた“自分らしく婚活すること”について書いてみます。
はじめに
婚活をしていると、「〇〇した方が選ばれる」というアドバイスをたくさん受けます。
でも、自分の生活スタイルや価値観まで曲げるのは、正直しんどいこともありますよね。
私はその中で、「無理にテンプレに合わせるよりも、自分らしさを大事にした方が結局うまくいくのでは?」と気づきました。
今日はその気づきにつながった、私の婚活での3つのモヤモヤを紹介します。
プロフィール写真撮影で”自分を偽る私”
最初に違和感を抱いたのは、プロフィール写真を撮影してもらった時です。
婚活をする上で、写真が第一印象に大きな影響を与えるのは間違いありません。
実際、サイトで検索していると私生活の写真をそのまま載せている男性がいらっしゃいますが、「これはちょっとな…」と感じてしまうこともあります。
だからこそ、自分の写真にも気を遣う必要があることはよく分かっていました。
なので、結婚相談所にお願いして、プロのヘアメイクさんとカメラマンさんにプロフィール写真を撮影してもらいました。

ヘアメイクと写真撮影で22000円かかりました…痛い出費…。
ただ、撮影のときにモヤモヤを感じることがありました。
まず服装ですが、ワンピースと指定されます。
そして、髪の毛は下ろして、ゆるふわな感じで巻いてもらいました。
目が悪いのでメガネをかけているのですが、「せっかくだから外して撮りましょう!」と言われて、メガネを外して撮りました(その後メガネありバージョンでも撮ってもらいました)。
どうやらそれが「婚活ファッション」らしいです。
ちなみに普段の私は…
- 髪の毛は毎日結んでいる(下ろしていると邪魔で鬱陶しいから)
- ドライアイがひどいのでコンタクトレンズはあまり好きではなく、メガネ派
- 洋服はパンツスタイルの方が好き
綺麗に撮っていただいて嬉しい限りではあるのですが、プライベートの私とあまりにもかけ離れていて…
正直、「これは本当に私なのかな?」と思ってしまいました。

お見合いの時に”詐欺だ!”って思われてしまいませんかね?
と質問したことがあるのですが、
「でもデートが楽しくなったら髪の毛も巻いたりしない?」とか、
「最近はドライアイでも大丈夫なコンタクトがあるよ!」などと言われました。
もちろん、婚活テンプレに寄せるだとか、”盛れた写真”を用意することで申し込みが増えるのかもしれません。
だからといって、無理に自分を偽らないといけないのでしょうか?
一緒に生きていく相手を探すのに、自分を偽って活動をするのは何だか本末転倒じゃないかと感じてしまいました。
結婚したら、相手に“盛れている自分”だけを見せて生きるわけじゃない。
それ以降の婚活では、「やれる範囲で清潔感や印象を意識する」ことにとどめて、髪型や服装の細かい指定は取り入れないことにしました。
自分らしさを残す方が、婚活も長続きするはずです。

お見合いで”相手に合わせる私”
私は別居婚もしくは週末婚を希望していました。
というのも、私はずっと実家暮らしなので、いきなり他人と共同生活ができる自信がありませんでした。
寝る時間や起きる時間、生活スタイルも全く違うだろうし、ずっと一緒にいたら価値観の違いで喧嘩ばっかりになっちゃうんじゃないか…。
なので、余計な喧嘩を減らすためにも、せめて最初の数年だけでも少しだけ距離を置いて、他人と暮らすことに慣れる期間を作りたかったんです。
そんな中で、仲人さんから言われたのが「たくさんの人に会っていくうちに価値観が変わるかもしれませんよ?」という言葉。
そのアドバイス自体は前向きなつもりなのかもしれません。
でも、裏を返せば“相手に合わせて価値観を変える前提”のようにも聞こえてしまいました。
かつての私は、自分の考えがほとんどなく、好きな人にすべて合わせることを至高の喜びだと思っていました。
でもそれだと、私を利用しようとする人や、自分の都合だけで接してくる人しか寄ってきませんでした。
だからこそ今は、「自分の価値観を曲げてまで誰かに選ばれること」に違和感を覚えるのかもしれません。
ていうか、どうして女性ばかり下手に出て「選ばれる」側にならないといけないのでしょう…?
職場や生活スタイルを”あれこれ考えさせられる私”
同じ地方在住の方とはご縁がなく、他県の方とのお見合いが多かったですが、いつも「付き合うとしたら居住地はどうするのか?」「どっちが転職するのか?」という話題で気まずくなっていました。
そして仲人さんに言われるのが、「職場は変えられない?」「引っ越しは考えていない?」などなど。
確かにどれも、お互いがすり合わせをしていく上で避けては通れない点でしょう。
でも、仮に私だけが自分の生活やキャリア、結婚観まで柔軟に変えていかないといけないのなら、いったいどこに“本当の自分”が残るんだろう?
結婚は“他人と一緒に生きること”だけど、その前に“自分として生きること”ができていないと続かない。
だから今度こそ、何もかも相手に合わせてしまうのは止めようと思いました。
服装も、考え方も、暮らし方も。
「これが私」と思える選択を、少しずつ取り戻していく。
それが、私がこの経験から得た一番の気づきです。
最後に:今まさに葛藤しているあなたへ
私が結婚相談所を辞めるきっかけになった3つのモヤモヤについて紹介しました。
外見を変えるように言われ、内面を変えるように言われ、生活スタイルを変えるように言われ…。
もしこの記事を読んでくださっている貴方が「型に合わせないと選ばれない」と感じて苦しんでいるなら、無理にテンプレートに寄せなくても大丈夫です。
髪を下ろすのが好きじゃない人なら、一つ結びでお洒落に仕上がるセット方法を教えてもらうとか、コンタクトが苦手なら柔らかい雰囲気のフレームの眼鏡にするとか…。
ドレスアップもメイクも、選ばれるためじゃなくて、自分のためにやればそれでいい。
婚活の主役は、“誰かに選ばれるあなた”ではなく、“あなた自身”なんです。
仲人さんからのアドバイスは自分が共感できるところだけ取り入れて、無理なく自分に合う婚活の形を見つけてほしいです!


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